さて、あまり長く放置すると自動車屋さんにもオーナーさんにも悪いと思い、とりあえず無い知恵を絞りだして改造を進める。
オリジナルのプーリーを流用しようと思ったが、今後の事を考え、汎用の3段プーリーを購入。
内径をポンプ側のフランジに合わせて加工し、ブロックからの位置決めはシムリングで行うことにした。
プーリーも、そのままでは重たいので、出来るだけ軽くなるように不要な溝は削った。
しかしながら、プーリーがポンプ本体へ干渉することが判明したため、再度、機械加工にて、ポンプ本体を削る羽目に…
取り付けフランジはそのままだと錆びるので、メッキに外注。
まぁ、塗装でも良かったかも…
上の写真はオリジナルとの比較。
昭和39年の車だが、ウォーターポンプだけは新品へと蘇った。
次回のウォーターポンプの修理の前には廃車になってるかも…
本来であれば、クランクプーリーの位置やダイナモの位置も含めて修正しなければならなかったが、それでは修理工場の負担やリスクが高くなるので、少し大掛かりではあったが、ポンプ側だけの修正で元に戻す事に成功。
大事に乗ってくれることを切に願うばかり。