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フリークな日々

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2018年 01月 10日

Philips 423 portable player ~フィリップス 423 レコードプレイヤー~

At '70s , Philips produced super cool portable player such us 303 UFO and 423 suits case.
Those are really cool icon even until now.

There are three colors red, black and white.
Philips 423 portable player ~フィリップス 423 レコードプレイヤー~_f0214026_15055733.jpg
オランダのフィリップスが1970代まで販売してたポータブルレコードプレイヤー“423”。
423が出るまでは、ダストカバーや蓋がスピーカーになる、ケーブル接続式の113や133などが主流でした。
1960年代後半になると、ピクニックなどで重宝される、通称 “スーツケース” 型が開発され、003や110など、角ばった物でした。
1970年代にかけては、423が登場し、若干の丸みを帯びるようになり、113と同じように、同じ形でカラーバリエーションが増えるようになりました。

また、423はフィリップスが販売したポータブルレコードプレイヤーの最終型だったと思います。
Philips 423 portable player ~フィリップス 423 レコードプレイヤー~_f0214026_15101681.jpg

423は赤、黒、白の3色が展開され、赤の流通量が一番多かったように思います。
但し、ハッキリとしたデータに基づいた根拠がある訳ではありません。

さて、この423ですが、乾電池を含め、240、220、127、110Vの電圧、周波数は50Hz/60Hzの両方へ対応するなど、輸出を視野に入れたモデルでもありました。
回転数も33、45、78まで対応。
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Philips 423 portable player ~フィリップス 423 レコードプレイヤー~_f0214026_15175457.jpg

屋外で使われることが多かったため、アームのハンドルが折れている個体が多く、また、取説が捨てられることがほとんどだったため、ターンテーブルが外れないように仕込まれてるスプリングが途中で無くなり、存在自体を知らない人の方が多いと思います。(スプリングが無くても使用上には問題ありません)
ボディが堅牢なので、音がしっかりとしていて、音量もかなり大きくなります。
室内では、まず音量最大で聴くことなど無いでしょう(笑)
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作りも単純ですが、コロンビアのGP-3と比べるとプラスチックの質も高く、堅牢にできてます。(423にはピッチコントロールは付いてませんが…)
カートリッジもまだ手に入りますし(純正はディスコン)、今年のキャンプはこれを連れ出そうかと画策中。
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レコード見本市で中古のレコードを漁るときの必須アイテムで、みんなこれを持ち歩きながら会場を回ってました。

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上の写真は押し入れから出てきた奇跡の箱入り新品(笑)







by crankshafts | 2018-01-10 15:23 | 音楽 / Music


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